(台北中央社)中央気象署(気象庁)によると、台風9号は10日から11日にかけて台湾に最も近づく。予想進路はいまだ不確定であるものの、風速13.9メートル以上の強風域の半径が350キロに達しているため、いずれの進路を取っても台湾への影響は大きくなる見通し。
強烈台風(台湾基準)台風9号は5日午後2時現在、マリアナ諸島付近を、時速17キロで西北西に進んでいる。中心気圧は910ヘクトパスカル。
気象署の頼欣国予報官は5日午前の会見で、台風9号の影響で8日以降は北部・桃園以北で次第に雨が強まると説明。10日と11日は各地で雨となり、特に北部や北東部・宜蘭では雨脚が強くなる見込みだとした。
台風の進路については、引き続き西北西に進んで8日までにフィリピンの東の海上へ達し、9日以降は太平洋高気圧の影響で針路を北寄りに変え、さらに10日に台湾の東の海上に接近するとの見方を示した。10日以降の進路は太平洋高気圧の勢力次第だとした。
台風の勢力は、台湾接近時には台湾の基準で「中度台風」の上限から「強烈台風」の下限程度にまで弱まる見込みだと話した。
一方、台風10号はすでに中国とベトナムの国境付近に上陸して内陸部に進んでいるため、台湾への影響はないとした。