(台北中央社)外交部(外務省)は9日、日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)のメンバーによる国慶日(中華民国の国家の日)祝賀式典参加を目的とした台湾訪問に対し、「心からの感謝と歓迎」をするとの声明を発表した。日本の国会が衆院解散を控える中で日華懇が万難を排して訪問団を組んだとして感謝を示した。
訪問は9日から10日までの2日間。10日に台北市の総統府前で行われる式典に参加するほか、頼清徳(らいせいとく)総統や江啓臣(こうけいしん)立法院副院長(国会副議長)との面会も行う予定。
メンバーはいずれも参院議員で、山東昭子前参院議長(自民党)、山本順三議員(自民党)、滝波宏文議員(自民党)、和田政宗議員(自民党)、梅村みずほ議員(日本維新の会・教育無償化を実現する会)の5人。山東氏が団長を務める。日華懇会長の古屋圭司氏ら衆院議員は、衆院解散のため参加を見送った。
(編集:田中宏樹)