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日本時代に植えられたイヌマキ 台風で倒木 ベンチに加工し再利用/台湾

2026/01/02 13:42
日本統治時代に植樹のイヌマキで作られたベンチ(台南市政府提供)
日本統治時代に植樹のイヌマキで作られたベンチ(台南市政府提供)

(台南中央社)昨年7月に台風4号の影響で倒木した台南山上花園水道博物館(南部・台南市)のイヌマキがベンチに加工され、1日までに同博物館に戻された。同市政府文化局は、百年にわたる記憶と命のつながりを表しているとしている。

同博物館は日本統治時代に浄水場として建設された。当時、メインとなる建物の前にはイヌマキが植えられ、赤れんが造りの建物と共に成長し、長らく上水道の運用と時代の変化を見守ってきた。今回ベンチにされたのは、水道園区のB館前に植えられていたもので、倒木後には専門家による復旧が試みられたが状況が悪く、撤去されていた。

加工に当たっては、台南家具産業博物館と市内の家具メーカー、永興家具が協力した。文化局によると、金属製のくぎは一切使っていないという。

イヌマキは加工が難しく、大型家具に用いられることは珍しい。長期使用に耐えられるよう、製作時には割れやすい部位を避けるよう注意が払われた。部位選びで難易度は高まったが、老木への敬意を示すとともに、命と木工芸の深い対話を体現したものだとしている。

文化局は、イヌマキは新しい姿となり、今後も人々に寄り添い続けるとしている。

(張栄祥/編集:齊藤啓介)

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昨年7月に台風4号の影響で倒れたイヌマキ(台南市政府提供)
昨年7月に台風4号の影響で倒れたイヌマキ(台南市政府提供)
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