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「雲林良品」、国際舞台で輝く 張麗善県長が企業の海外進出を後押し

2025/10/31 16:18
張麗善県長は雲林良品パビリオンのステージでトップセールスを行いました。
張麗善県長は雲林良品パビリオンのステージでトップセールスを行いました。

張麗善県長は6月26日、台北世界貿易センターで同月24~27日に行われた「2025年台北国際食品展」を訪れ、「雲林良品パビリオン」で雲林の特産品をトップセールスしたほか、本県からの他の出展企業のブースも一つ一つ視察し、製品の特色や販売状況などについて把握しました。張県長は、雲林は豊かな物産に恵まれているとした上で、今年の出展品目は農産物から水産物、畜産品まで幅広く、どれも高品質だと述べ、バイヤーや消費者に購入を呼びかけました。

今年の台北国際食品展では県政府が厳選した20社による「雲林良品パビリオン」に加え、自由出展を含めると本県から計68社以上が出展し、野菜や果物、有機農産物、健康食品、特色ある加工品、土産品などを展示しました。張県長は、台湾の穀倉地帯である雲林の多様で高品質な農産品をアピールするとともに、雲林の農業・食品産業が「産地から食卓まで」一体となっている強みを示す場にもなっていると説明しました。

雲林良品パビリオンでは、台湾コーヒー発祥の地である古坑のコーヒーも紹介しました。
雲林良品パビリオンでは、台湾コーヒー発祥の地である古坑のコーヒーも紹介しました。

また、食品展はPRの場であるだけでなく、企業が協力や連携の機会を見つけるための場でもあると指摘。雲林県は台湾最大の青果・畜産の生産地であり、国内外の食品展示会で常に優れた販売成績を収めているとしました。さらに展示会を通じて出展企業が国内外のバイヤーと直接交流し、商談やマッチングを進めることで、より多くの販売・輸出ルートを開拓できると強調。今年の台北国際食品展でも雲林の優れた商品が受注をしっかりと獲得できることだろうと期待を寄せました。

協力機会を模索するバイヤーが雲林良品パビリオンを訪れました。
協力機会を模索するバイヤーが雲林良品パビリオンを訪れました。

張県長は、今年の「雲林良品パビリオン」のテーマは「雲林のおいしさを探る」であり、県政府が厳正に選んだ農産品が並んでいると紹介。専門のバイヤーだけでなく一般の来場者も、この機会に良質な商品を見つけてほしいと呼びかけました。さらに会期中は日替わりの販促イベントに加え、本県古坑郷で生産されたコーヒー「古坑コーヒー」のカウンターも設けられているため、「雲林良品パビリオン」に来て台湾コーヒーのふるさと・古坑の味と香りも楽しんでほしいと語りました。

県政府農業処の魏勝徳処長は、雲林は農業県であり、豊富な農産資源と高い加工技術を有していると言及。伝統的な農業を付加価値が高い食品の商品へと転換できる力があり、国際競争力も備えていると述べました。「雲林良品パビリオン」では山海の幸から野菜、果物、米、麺類まで幅広い商品を取りそろえているとして、多くの人の来場を呼びかけました。

魏処長はまた、食品展は販促の場であると同時に、企業が協力先を探すための重要な場でもあると述べました。県政府は今後も、マーケティングプラットフォームの構築、産業支援体制、越境販路拡大という三つの戦略を通じて、雲林の農産・食品関連企業のレベルアップと国際展開を支援し、持続可能な農業と経済の共栄を実現していくと述べました。

発信者:雲林県政府

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