(台北中央社)埼玉西武ライオンズは9日、台湾プロ野球(CPBL)の統一ライオンズから移籍した林安可外野手(28)の入団会見を台北市内で開いた。背番号73のユニホームに袖を通した林は「日本球界に挑戦する機会をいただきありがとうございます」と西武球団に感謝を述べ、「みんなの期待に応えられるよう頑張ります」と意気込んだ。
会見には西武の奥村剛球団社長、潮崎哲也シニアアドバイザー、統一の林岳平監督らが出席した。
現役時代、台湾出身の郭泰源氏と共にチームの黄金期を支えた潮崎氏は、現在の西武は「打力が弱いチームになっている」と指摘した上で、CPBLで本塁打王、打点王を獲得した実績を持ち台湾代表でも中軸を担う長打力が特徴の林には「持ち味を発揮してほしい」と期待を示した。
2019年、投手として統一に入団し「投打二刀流」を目指していた林。だが翌20年の紅白戦やオープン戦で悪い投球が続いたこともあり、林岳平監督との話し合いを経て打者に専念することを決めたという。
林監督は「投手の道を歩んだら打撃投手になっていたかもしれない」と冗談を交えつつ安可の選択を評価。また「投手としてCPBL入りし野手として海外移籍するのは異例」だとして打撃の才能があることの証しだと話した。
パ・リーグの球団には昨年末、CPBLの味全ドラゴンズからソフトバンクに移籍した徐若熙や日本ハムの古林睿煬(前統一)など台湾出身の選手が複数在籍している。林は対決を楽しみにしているとしながら「みんな元気でいてね。日本で会おう」と呼びかけた。


