(花蓮中央社)東部・花蓮県沖で6日夜、夜間飛行訓練中だった空軍のF16V戦闘機が消息を絶った。空軍司令部は7日午前、記者会見を開き、空軍や海軍、内政部(内務省)空中勤務総隊、海上委員会海巡署(海上保安庁に相当)が捜索に当たっているものの、機体や操縦士はいまだ見つかっていないと説明した。
空軍によると、同機は6日午後6時17分、夜間飛行訓練のために花蓮基地を離陸。同7時27分、高度7600フィート(約2300メートル)を飛行中に操縦士から、編隊を組んでいた別の機体を見失ったと連絡が入った。操縦士は同28分に「高度が下がり続けている」、4秒後には「落下傘で降下する」と伝えた。さらにその8秒後、レーダーから機影が消えた。高度は1700フィート(約500メートル)まで低下していたとみられる。
空軍は、操縦士が実際に落下傘で脱出したかは、確認が取れていないとしている。
操縦士は29歳の上尉(大尉)。総飛行時間は約611時間で、同型機での飛行時間は約371時間だという。
空軍はまた、操縦士が過去に同機のモジュラー・ミッション・コンピューターの故障を報告していたと明らかにした。その上で、同機は昨年11月に工場を出た後、一般的に見られる故障しか起きておらず、部品の交換もほとんど行っていないと説明。MMCやエンジンに関する重大な故障は含まれていなかったとした。
F16戦闘機を使用した演習や任務は停止されている。


