(台北中央社)交通部(交通省)観光署(観光庁)は9日、南部・嘉義県で3月3日から15日まで開催する台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)のメインランタンのデザインを公開した。同県の景勝地、阿里山の神木に着想を得て、台湾の文明の歩みを表現する。
同フェスは今年で37回目となり、嘉義県での開催は3回目。台北市内のホテルで開かれた記者会見で交通部の林国顕(りんこくけん)常務次長は、メインランタンは阿里山をテーマにしており、嘉義の特色が示されていると説明。AI(人工知能)や文化、リサイクルの要素を取り入れ、環境の持続可能性も表現したと語った。
観光署によれば、メインランタンの高さは21メートル。夜間には30分ごとにライトショーが行われる。外側ではリサイクルした木材を使用し、上部には山あいから昇る太陽をイメージしたリングを設置した。音や光、デジタル技術、ニューメディアを組み合わせ、没入型体験を提供する。
下部に設置したモニターでは「世界の阿里山」を起点に、海の育み、生命の進化、文明の形成までの歩みを紹介する。
観光署の陳玉秀(ちんぎょくしゅう)署長は、メインランタン1点、サブランタン2点の他、22カ所のエリアで600点余りのランタンを展示すると強調。サブランタンのうち1点は、えとのうまに関連した作品だと語った。
また会場などで配布される手持ちランタンのデザインも発表された。観光署のキャラクター「オーベア」(喔熊、オーション)が馬に乗る姿が表現されている。
翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長は、会場には人気ゲーム「スーパーマリオ」をテーマにしたエリアや青森ねぶた祭のねぶたも登場するとし、来訪を呼びかけた。
