東部・花蓮県光復郷を襲った洪水被害から1年となる23日、被災地で救援活動への感謝を込めた長さ約6メートルの巨大シャベルがお披露目された。災害現場で泥かきに汗を流し、「シャベルスーパーマン」と呼ばれるボランティアたちへの敬意を表すものだ。
昨年9月、県内を流れる馬太鞍渓の上流で土砂崩落によりせき止め湖が形成された。台風による大雨の影響でせき止め湖から水があふれ、大規模な洪水被害が発生した。多くのボランティアが被災地に集まり、シャベルで泥をかくなど、復旧作業に当たった。
巨大シャベルは、農業部(農業省)林業・自然保育署花蓮分署が提供した2本のタイワンヒノキの流木を使い、台湾糖業が半年をかけて制作した。シャベルは、シャベルスーパーマンに焦点を当てた展示施設の前に置かれている。同施設は台湾糖業花蓮観光製糖工場にある。ボランティアらの活躍を忘れないよう、国際ロータリーと製糖工場が協力して今年6月に設置した。
この日、同県衛生局が救援活動の経験などをまとめた記録集「光中有愛・復興家園」も発表された。救援の第一線で活動した40人が残した42編の記録を収録し、活動中の不足点や反省点も盛り込み、今回の災害を将来の救援に生かしたいとしている。
