(ベルリン中央社)ドイツ・ベルリンで22日、世界最大級の鉄道技術見本市「イノトランス2026」が開幕した。交通部(交通省)鉄道局は今回初めて国家パビリオンを設置し、鉄道のレジリエンスをテーマに、第5世代移動通信(5G)、人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)を組み合わせたAIoT、スマート鉄道技術などを紹介している。
イノトランスは1996年から2年ごとに開催。25日まで開かれる今回は3100社以上が出展している。台湾からは14の企業・学術研究機関がパビリオンに参加している他、企業26社がそれぞれ単独でブースを設置している。
パビリオンの開幕式に出席した陳世凱(ちんせいがい)交通部長(交通相)は、鉄道建設への投資で重要なのは、交通の改善だけでなく、地域の産業発展も促すことだと説明。今後10年間で政府は鉄道システムにより多くの資源を投入するとともに、公共建設への投資も産業発展と結び付けるとし、台湾軌道産業にとって大切な時期になると語った。
鉄道局の楊正君局長は、パビリオンは台湾の鉄道産業が海外市場に進出するためのプラットフォームであり、世界の企業に台湾を知ってもらい、協力パートナーを見つけるための窓口になることを期待していると述べた。
谷瑞生(こくずいせい)駐ドイツ代表(大使に相当)は、台湾と欧州は民主主義や自由、人権などの価値を共有しており、台湾は半導体やAIなどの科学技術サプライチェーン(供給網)で重要な役割を果たしていると強調した。