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台湾米でスパークリング清酒造り 12月にも試作品が完成の予定

2026/09/23 18:03
台湾米を原料とする清酒の醸造の進捗を確認するため新潟県の酒造会社を訪問した宜蘭県の林茂盛代理県庁(左)=9月21日、新潟県(宜蘭県政府提供)
台湾米を原料とする清酒の醸造の進捗を確認するため新潟県の酒造会社を訪問した宜蘭県の林茂盛代理県庁(左)=9月21日、新潟県(宜蘭県政府提供)

(宜蘭中央社)北東部・宜蘭県壮園郷で今年収穫された酒米3トンが今月、日本に運ばれた。スパークリング清酒を醸造する計画で、12月中旬にも試作品が完成する見通しだ。

日本に運ばれたのは、農業部(農業省)台南区農業改良場が育成し、今年6月に収穫された「台南21号」。宜蘭県政府によると、吸水性に優れ、コメの中心の白濁している部分「心白」の割合が高く、安定した発酵や風味を引き立てるのを助けるという。

21日には林茂盛(りんもせい)代理県長や政府系研究機関、工業技術研究院(工研院、ITRI)の関係者らが新潟県にある酒造会社や地酒の売店を訪問し、醸造の進捗(しんちょく)状況を確認した他、今後考えられる販売ルートなどについて意見を交わした。

林代理県長は、一連のプロジェクトについて、試作品を完成させるだけでなく、消費者が味わいたいと思い、販売業者が取り扱いたいと思うコメを、生産者が安定して供給できるようにすることだと強調。試作結果と市場の反応を見て、品質向上や契約栽培、商品開発を支援し、宜蘭の良質なコメを主食から高い価値のある加工品へとグレードアップさせるとともに、農業従事者と産業のため、より多様な市場の開拓に取り組むと述べた。

工研院は、人工知能(AI)を活用した農業生産支援と分野横断型の産業協力を基礎に、試作データと市場の反応を踏まえて、技術開発や製品への応用、市場での検証などを支援し、宜蘭産酒米を活用した多様な商品の開発可能性を高めるとした。

(沈如峰/編集:齊藤啓介)

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