(台北中央社)人気ゲーム、ポケットモンスターのキャラクターデザインを台湾鉄路(台鉄)の車体などに施したラッピング車両が24日、メディアなどにお披露目された。ポケモンカンパニーと百貨店大手、新光三越とのコラボレーションで実現したもので、25日から12月13日まで、西部幹線を走行する予定。
台鉄は鉄道観光の多様化を図るため、異業種とのコラボレーションを進めている。ポケモンや新光三越と協力するのは今回が初めて。ポケモン30周年と「週年慶」と呼ばれる年に1度のバーゲンセールをPRする。
ラッピングは通勤型車両のEMU800型電車に施した。10月3日、18日、31日、11月14日、29日、12月5日には特別列車として運行し、それ以外は定期列車として走行する。
車内にもポケモンのデザインが施され、扉や仕切り板には初期のポケモンやピカチュウを配置した。車端部の化粧板や貫通扉などにはリザードンやフシギバナ、カメックス、バクフーン、オーダイルなどの最終進化形のポケモンを並べた。床板にはモンスターボールの図柄などが描かれている。
新光三越が運営する商業施設のある台北駅で行われた記者会見で同社の呉昕昌執行副総経理(副社長)は、今回の3社のコラボレーションについて、偶然ではなく必然的だったと強調。台北駅はポケモンGOを楽しむ多くのトレーナーがポケモンを集める聖地だとした上で、特別列車に乗って台北から旅を始めてほしいと語った。
台鉄は公式ウェブサイトなどに列車の時刻表を公開すると説明。かわいらしいポケモンの姿を集めながら、活力とクリエーティビティー(創造性)にあふれる新しい鉄道体験を楽しんでほしいとしている。