(屏東中央社)茨城県笠間市の出先機関「笠間台湾交流事務所」の坪井勇樹所長は23日、南部・屏東県潮州鎮の潮州日式歴史建築文化園区を訪問し、茨城県大子町のひな人形特別展を見学した。潮州鎮公所(役場)は、今後も茨城県の各自治体との交流によって日本における潮州の存在感を高め、より多くの日本人観光客を呼び込むことで、地元の観光や飲食産業に商機をもたらしたいと期待を示した。
潮州鎮公所の王建元主任秘書によれば、茨城県の自治体とは、水戸市を拠点に活動する中学生マーチングバンド「ブルーストーン」との交流をきっかけにやりとりが活発化。潮州を訪れる日本人バックパッカーも顕著に増加した。
大子町のひな人形展は潮州鎮と大子町の人形を通じた交流の一環として開かれているもので、大子町では潮州の劇団「阿猴掌中班」が所有する伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)の人形が展示されている。
潮州を初めて訪問した坪井所長は、同園区だけでなく、同鎮職員の案内の下、鎮内の古い街並みや三山国王廟などの名所にも足を運んだ他、地元の特色あるグルメも味わった。
王氏は、笠間市側からは潮州の飲食業者と連携し、特産物の栗をはじめとした市産農産物を使った商品を開発したいとの意向が示された他、潮州産の上質なパイナップルにも高い関心が寄せられたと紹介。今後、農業や観光の分野での交流拡大に期待が示されたと明らかにした。