台北市の台北ドームで9日、台湾プロ野球の試合中にネズミが乱入し、プレーが中断する騒ぎがあった。
この日は味全ドラゴンズと富邦ガーディアンズが対戦。8回表、球場に1匹のネズミが侵入し、スタッフが紙箱やバケツなどを使って取り囲み、捕獲に当たった。
その動きの素早さに、SNSでは「ゴールドグラブ級の身のこなしじゃないか」と、野球選手の守備力になぞらえてスタッフを称賛する声も上がった。
騒動を受け、台北市の蒋万安(しょうばんあん)市長は10日、台北市政府体育局がドームの運営・管理を行う遠雄巨蛋に対し、施設の全面的な清掃・消毒を行うよう要求したと明らかにした。蒋氏は環境面での防除対策を確実に実施する必要があると述べた。また、体育局などが合同で立ち入り検査を実施し、問題が確認された場合は法令に基づき処分するとしている。
遠雄巨蛋は同日、環境の清掃やごみ収集、感染症を媒介する生物の監視を引き続き強化すると発表。イベント主催者と飲食や廃棄物管理に関する規定の強化を検討すると述べた。また、観客にごみの分別・リサイクルを呼びかけ、今後の国内外の試合を安全に開催できる環境づくりに努めるとしている。
