(台北、ローマ中央社)総統府は11日、蕭美琴(しょうびきん)副総統がイタリア・ヴェントテーネ島で開催中の「ヴェントテーネ欧州自由・民主主義会議」に招きを受けて出席すると発表した。林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)が同行する。イタリアの現地メディアによれば、蕭氏はすでにヴェントテーネ島に到着した。
ヴェントテーネ島は第2次世界大戦中の1941年、欧州連邦主義運動の歴史的文書「ヴェントテーネ宣言」が反ファシズムの政治犯によって起草された場所として知られる。会議は欧州議会のピナ・ピチェルノ副議長が昨年創設したもので、今回で2回目。10日から12日までの日程で、自由を得るために闘う人々を世界中から招き、いかにして権威主義に対抗し、民主主義を守るかを話し合う。
イタリアの通信社、ANSA通信は現地時間10日、ピチェルノ氏が蕭氏のヴェントテーネ島到着を発表したと報じた。報道によると、ピチェルノ氏は「明確に伝えたいのは、中国を含め、誰がここで発言できるか、できないかを決められる人は一人もいないということだ」と強調した。蕭氏の出席は事前に公表されていなかった。ピチェルノ氏は、中国政府の干渉を避ける狙いがあったと説明した。
総統府の郭雅慧(かくがけい)報道官は11日、蕭氏の会議出席について、関連の状況は蕭氏の帰国後、適時に説明すると述べた。