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高温乾燥でミカンコミバエが増加 台東の農業改良場、地域ぐるみの防除呼びかけ

2026/08/21 16:12
バンレイシに止まるミカンコミバエ=台東区農業改良場提供
バンレイシに止まるミカンコミバエ=台東区農業改良場提供

東部・台東県で野菜や果物の害虫として恐れられるミカンコミバエの密度が上昇している。農業部(農業省)台東区農業改良場(農改場)は19日、台東市、卑南郷、太麻里郷などで増加傾向を確認したとして、農家に果樹園の巡回を強化し、地域ぐるみで防除するよう呼びかけている。

背景には、高温で乾燥した天候が続いていることがある。ミカンコミバエは果実が色づき始めるか、6~7分ほど熟した時期に産卵し被害を与える。台東は気温が高く、約20~22日で1世代を終えることから、農改場は増殖が進むことを警戒している。

台東はバンレイシ(釈迦頭)などの果樹の重要産地で、ミカンコミバエの増加は果実の生産に影響する可能性がある。農改場は果樹園を巡回してミカンコミバエの密度を確認し、害虫を誘い捕殺する資材を定期的に交換する他、被害を受けた果実を取り除き、果実に袋をかけるなどの対策を求めている。

同農改場は、防除では個々の農家だけではなく、地域全体で取り組むことが重要だと強調。果物の価格低迷などで放棄された果樹園が増えると、害虫の発生源となる可能性があるとして、地域ぐるみでの防除を呼びかけている。

(盧太城/編集:荘麗玲)

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