北部・新北市で毒ヘビのタイワンハブが民家の台所に侵入し、住んでいる男性が危うくかまれる出来事があった。同市政府動物保護防疫処は夏にヘビの活動が活発になることから、安全に注意するよう呼びかけた。
同処が7日に発表した報道資料によれば、台所には大量の食器やテーブル、椅子などが置かれており、男性はこれらを片付けようとしていた。その際、渦巻き状に巻いている地面のヘビをひとまとめに巻かれたロープと勘違いし、持ち上げようとしたところ、ヘビだと気づき、伸ばしかけた手を慌てて引っ込めた。
ヘビは通報を受けて駆けつけた同処の職員に捕獲され、強い毒を持つタイワンハブであることが確認された。
同処はヘビは夏に日陰に隠れたりするため、家の周りに草むらがあったりする場合、侵入される可能性が高いと注意喚起している。