(台北中央社)サマートラベルエキスポ(台北国際夏季旅展)が18日、台北市の世界貿易センター1館で開幕し、多くの来場者でにぎわった。旅行業者によると、問い合わせが最も多いのは依然として日本・韓国旅行に関するものだという。
イベントには約200団体が出展し、600以上のブースが設置された。21日まで開催する。
台湾旅遊交流協会の頼瑟珍執行委員会主任委員は、昨年は来場者数が延べ28万人に達したと紹介。イベントが今年で10年目を迎えたのに合わせ、旅行会社やホテル、航空会社などが多くのお得な商品を打ち出したことに感謝を表明し、市民に対して来場を呼びかけた。
コーラツアー(可楽旅遊)の関係者は、台湾は今年下半期に3連休が4回あるとした上で、日本・韓国旅行だけでなく、タイ・ベトナム旅行を検討している人も多いと語った。
東南旅行社の関係者は、日本で地震が起きるとのうわさや国際情勢の変化によって影響を受けたとしながらも、今月中旬から申し込みが回復したと説明。近年はクルーズ船ツアーを選ぶ人が増えていると話した。