台湾におけるライチ栽培の最北端とされている北部・新竹市で、収穫作業が終盤を迎えている。20日に最後の収穫が行われるとして、ライチ農家は味わうチャンスを逃さないよう呼びかけている。
新竹市政府産業発展処の厳翊琦処長によると、新竹市香山はライチの収穫時期が台湾で最も遅い。毎年農会(農協)と協力して収穫体験を行い、農業PRを図っているという。
農会の関係者は、市内では黒葉や桂味、糯米糍といった品種が栽培されていると説明。糖度が高く、満足感があるとアピールした。
ライチ農家によると、6日に台湾に上陸した台風4号による被害が懸念されたが、大きな影響はなかったという。