(台北中央社)台湾海峡戦争を題材にした台湾ドラマ「零日攻擊 ZERO DAY ATTACK」が8月に台湾や日本、インドネシアで放送・配信開始される。台湾では8月2日から公共テレビ(公視)やLINE TVなどで毎週土曜に、日本ではプライムビデオで8月15日から配信される。本予告が25日、解禁された。
中国人民解放軍が台湾に軍事行動を取るという架空の出来事を背景に、台湾海峡戦争が台湾にもたらし得る挑戦や変化をさまざまな人の視点から描いた作品。テロ攻撃や台湾メディアへの中国の浸透、中国によるインフルエンサーの操作、デジタル製品に潜む監視の危機、軍高層部への中国軍の潜伏など、台湾が遭遇する可能性がある各種の危機が盛り込まれた。リェン・ユーハン(連兪涵)やカイザー・チュアン(荘凱勛)ら台湾の俳優の他、高橋一生や水川あさみ、香港のチャップマン・トウ(杜汶沢)など各国の俳優が出演している。
解禁された2分23秒の本予告では、人民解放軍が太平洋に墜落した自国軍用機の捜索救助を名目に、大量の軍用機や軍艦を出動させて台湾島を包囲したとのニュースが報じられ、総統選の投票所で突如爆発が生じる光景や家族が戦争を前に口論をする姿、デモ集会での混乱などが映し出された。高橋が「僕たちは重要な情報を持っている」と何者かに電話をするシーンや水川が神妙な面持ちで逃げるように走る場面なども公開された。
台湾では8月2日から、毎週土曜夜9時(台湾時間)に公視、LINE TV、中華電信MOD、Hami Video、台湾モバイル(台湾大哥大)MyVideoで放送、配信。日本ではアマゾンのプライムビデオで8月15日に3話まで一挙配信し、以降は台湾と同時配信する。