(台北中央社)中華民国野球協会の辜仲諒(こちゅうりょう)理事長は、台湾代表がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で一致団結し、諦めずに戦い続ける精神を体現したことをたたえ、賞金1000万台湾元(約5000万円)をチームに贈呈することを決めた。同協会が17日、報道資料で発表した。
今回のWBCで台湾は1次ラウンドのC組に入り、2勝2敗の成績を残した。失点率で一歩及ばず、準々決勝進出は逃したものの、韓国戦では延長タイブレークの末に勝利を収め、台湾の野球ファンを感動させた。台湾がWBCで韓国に勝つのは、大会創設以来20年で初めてとなった。
辜氏は、台湾野球の発展の道のりは順風満帆ではなく、八百長事件による暗黒時代を経て、社会からの信頼と栄誉を再構築していったと振り返った。今回のWBCで台湾代表は挫折から立ち上がり、逆境で奮闘したとし、最後に韓国を破ったのは決して偶然ではなく、長年の普及活動に加え、選手や監督・コーチ、スタッフが固い信念で地道に努力してきた成果の積み重ねだと称賛した。
辜氏は16日には監督・コーチ陣を招いた食事会を開き、環境改善や全体の実力の底上げなどについて意見を交わしたという。

