(高雄中央社)高雄市政府青年局の林楷軒局長らはこのほど、熊本県庁や熊本市のビジネス支援施設を訪問し、交流を図った。林局長は、熊本県には半導体受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)が進出していることを踏まえ、若者の起業や就業、人材育成などにおける協力促進に期待を寄せた。
青年局によると、今回の訪問は、陳其邁(ちんきまい)市長による国際協力の成果を具体化するためのもの。高雄市は今年3月、熊本県や米アリゾナ州と経済交流促進に向けた覚書を締結。熊本市、米サンアントニオ市とも、スタートアップにおける協力に関する覚書を結んだ。
林局長は、熊本県の木村敬知事らと面会し、半導体産業の発展における人材交流や若者の人材定着について意見を交わした。木村知事は、TSMCの進出によって高雄との交流はより密接になっているとし、次世代の若者の支援を中心とした連携を深めていきたいとの考えを示した。
林氏は、高雄市、熊本県、熊本市の3者間による友好交流協定が来年、締結から10年を迎えることに言及。観光、教育、文化、産業などで良好な交流が行われてきたとした上で、若者の起業や就業が今年、新たに連携の分野として加わったと指摘し、若者が活躍できる国際舞台を広げていきたいと意欲を見せた。
また、今年4月に高雄市の起業支援施設「Pinway」(ピンウェイ)と協力に向けた覚書を結んだ熊本市のビジネス支援施設「XOSS POINT.」(クロスポイント)を視察した林氏は、今後の協力として、スタートアップビザや、IT技術を活用するリモートワーカー「デジタルノマド」人材に関する交流メカニズムを作っていくと語った。