(台北中央社)経済部(経済省)は14日、国内500基目となる洋上風力発電機(風車)の設置が12日に完了し、累計設備容量が4.8ギガワット(GW)に達したと発表した。台湾は洋上風力発電累計設備容量で世界5位となっており、経済部は「台湾が世界の洋上風力発電において重要な市場の一つになったことの表れだ」としている。
風力エネルギー分野の国際的業界団体、世界風力会議(GWEC)が4月に発表した2026年版の報告によると、台湾の2025年の洋上風力発電新規設備容量は世界3位、累計設備容量は世界5位だった。
台湾では2017年に実証用風力発電機2基を設置したのを皮切りに、洋上風力発電の導入が進められた。同部能源署(エネルギー署)は、10年足らずで500基を設置し、累計設備容量4.8GWを達成できたのは「得難い成果」だとしている。また、これらの設備は台風や地震にも耐え、現在も安定して稼働を続けているとし、昨年には初めて100億キロワット時を超える発電量を記録したと説明した。
同署は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」の政府目標達成に向け、今後も各方面と連携し、洋上風力発電設備の設置を推進していく方針を強調した。