野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)台湾代表は8日、1次ラウンドC組の全日程を終えた。2勝2敗だった。5日の初戦ではオーストラリアに完封負けを喫し、6日には日本にコールドゲームで敗れるなど、一時は劣勢に立たされた。
だが、選手やコーチ陣は最後まで諦めず、7日の対チェコン戦では14―0でコールド勝ち。続く8日の対韓国戦では、大会の歴史に残るような激闘を繰り広げ、WBCで初めて強豪・韓国を破る快挙を成し遂げた。
その後、韓国が9日の試合でオーストラリアに7―2で勝利したため、対戦成績の比較の結果、台湾は惜しくも1次ラウンドで敗退することになった。中央社では、台湾代表が全力で戦った数々の名場面を振り返り、感動の瞬間を再び読者に届ける。
7日、台湾は第3戦目となるチェコ戦で小技を中心とした戦術でスタート。送りバントや盗塁で相手チームの守備を揺さぶった。続く2回表、フェアチャイルドの満塁本塁打で流れをつかむと、チームは計11安打を放ち、8盗塁を成功させるなど大会記録を更新。最後には14―0で7回コールド勝ちし、今大会待望の初勝利を挙げた。
6日、日本の強力打線に完敗 台湾は0―13でコールド負け
台湾の先発・鄭浩均は、大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚ら日本の強力打線と対戦。初回先頭打者の大谷に二塁打を打たれたものの、その後は立て直し、三振を奪ってピンチを切り抜けた。だが2回、鄭は大谷翔平の満塁本塁打を含む4安打と4四球を許すなどし降板。後を継いだ胡智為も流れを止められず、日本がこの回で一挙10得点。台湾打線も山本由伸の好投に抑え込まれ、得点を挙げられなかった。
徐若熙の好投が光るも、主将・陳傑憲が死球で骨折
5日の初戦となる対オーストラリア戦で徐若熙が先発。4回を53球で投げ、被安打2、無失点、3奪三振の好投を見せ、圧倒的な投球内容で試合の注目を集めた。
6回表、台湾主将の陳傑憲が死球を左手に受け、痛みに顔をゆがめながら途中退場。代走で出場した宋晟睿は6回裏の守備で好プレーを見せ、ファウルゾーンでのスライディングキャッチによりオーストラリア打者の強い打球をアウトにし、台湾ファンから大きな拍手と歓声を浴びた。
台湾打線はオーストラリアの「左腕リレー」に抑え込まれ、得点を奪えず、最終的に0―3で敗れた。


















