台湾港務公司基隆分公司は15日、人工知能(AI)を使った映像分析技術と不明船の識別メカニズムを導入したと発表した。海の玄関の安全性強化を図ったとしている。
同分公司は、基隆港では漁船や商船が航路を共用し、出入港の状況も複雑なことから、不明船の進入を防ぐため、船舶の識別システムを設置したと説明。自動船舶識別装置(AIS)やAI映像分析技術を通じて、AISを停波している船や異常な動きの船に対し、識別や警告を行い、作業員の迅速な異常把握を支援する。
また即時通報や相互支援メカニズムの構築により、異常が発生した場合、速やかに海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)や水上警察などに通知し、共同で対処できるようになったという。
その上で、引き続きAI演算やコントロールメカニズムの精度を高めて、港湾全体の安全強化に取り組み、デジタル管理の効果を向上させ、世界的に競争力のある港としての目標に向けてまい進し、出入港する船舶の安全を守るとした。