5月から6月にかけ、卒業シーズンを迎えている台湾。中部・台中市の山間部にあり、一部の児童がタクシー車両を利用したバスで通学している黄竹小学校では、卒業生から運転手の黄金標さんに「感謝状」が贈られた。
同市政府交通局が14日、報道資料を通じて紹介した。感謝状には、運転手への感謝やねぎらいの言葉などが記されていた。
もともと一般のタクシー運転手だったという黄さんは、タクシー型バスの運転手となって以降、利用者の子どもたちや地域住民と長年接するうちに友人のような関係になったと言及。子どもたちが中学校へ進学することはうれしい一方で寂しさも感じると語った。
同校の保護者会によれば、今年の卒業生11人のうち、6人がタクシー型バスで通学していた。
交通局はエピソードを伝えた上で、タクシー型バスは過疎地域の公共交通を補完し、保護者にとって安心できる存在であると同時に、児童・生徒にとって便利な通学手段となっているとPRした。

