(台東、台北中央社)中華民国国慶日(国家の日)を祝う花火大会が10日夜、東部・台東県で開催された。各県市の持ち回りで行われており、台東での開催は9年ぶり。頼清徳(らいせいとく)総統や韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)らも参加した。
花火は30分にわたり約1万9千発が打ち上げられた。台北市立交響楽団付設青年管弦楽団の音楽が花を添えた。音楽監督や編曲は台東出身の歌手、アバオ(阿爆)が務め、クラシックから原住民音楽、台湾の人気曲などを盛り込んだ。
頼総統はあいさつで、台東は太平洋に面する最前線に位置し、台湾はオーストロネシア語族にとって重要な故郷だと指摘。数千年前、台湾原住民(先住民)族の祖先たちが海流や星を頼りに台湾から太平洋へと船出し、島々を結びながら文化を広げてきたとし、台湾と世界を結ぶこの歩みは、今もなお続いていると語った。
また、台北市の超高層ビル「台北101」でも同日、花火とドローン(無人機)などによるパフォーマンスが行われた。ビルの運営会社と台北市政府の共催。同社によると、ドローンショーでは、台湾と世界のつながりや多様な選択の尊重、団結、よりよい生活の追及などを表現したという。
(盧太城、何秀玲/編集:田中宏樹)