(台北中央社)半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は28日、熊本県で同日発生した地震に関連し、同県菊陽町にある同社工場の全従業員の無事を確認したと発表した。建物の被害に関する検査も完了し、構造上の安全性に問題がないことを確認した。生産ラインは段階的に稼働を再開するとしている。
日本の気象庁によれば、28日午後に発生した熊本県を震源とする地震で、菊陽町では震度5強を観測した。
TSMCによると、熊本工場では最大震度5を観測した。同社は地震発生後、内部の安全規定に沿って即時に従業員を避難させたと説明。細部の検査と詳細な影響評価については継続中だとした。また、建設中の第2工場については、工事現場に影響は出ていないものの、今後の余震の可能性を考慮し、一部の工事を停止しているとした。
経済部(経済省)は28日夜、熊本に進出する産業用向けコンピューター大手のアドバンテック(研華)や電源大手デルタ電子(台達電)、電力設備大手ユーキャン(友懇)などの台湾企業から、従業員の無事が報告されたと明らかにした。各企業の運営への影響も現時点ではないという。