(名古屋中央社)名古屋市の名古屋港ガーデンふ頭で18日に行われた愛知・名古屋アジア大会に出場する各国選手団の歓迎式典で、李洋(りよう)運動部長(スポーツ相)が出席を一時拒まれた。台湾代表による交渉の末、最終的には式典に参加できた。李氏は中央社に対し、「われわれは自らの権利を守ることに努めた。いかなる形での圧力も望まない」と述べた。
この日、台湾の選手団は東ティモール、北朝鮮、インド、パレスチナと共に日本時間午後1時半に開始予定の歓迎式典に出席を予定していた。だが、開始は予定より約15分遅れ、選手団が入場を終えても式典は始まらず、出席者は休憩エリアに戻るよう要請された。アジア大会の組織委員会が、李氏を式典に参加させてはならないという「指示」をアジア・オリンピック評議会(OCA)から受けたことが背景にある。
台湾選手団による1時間の交渉の末、式典は再開され、李氏も最初から最後まで出席した。
李氏は取材に対し、中華オリンピック委員会が事前に申請を済ませていたにもかかわらず、組織委がなぜOCAからの指令を受けたのか不明だとし、「この協議の中で、われわれは当然、一定の権利の下でより多くの国際外交に参画していくことを望み、いわゆる他のいかなる政治的圧力を受けることも望まなかった」と説明。「そのため、われわれの権利を全うしたかった。それは全て、われわれに道理があり、正当な証拠や根拠がある部分で権利を全うすることであり、最終的な話し合いの末に入場することができた」と述べた。
アジア大会は19日に開会式が行われる。李氏は、多くの台湾代表選手が最高の成績を残し、台湾の存在感をより多くの人に示せるよう期待を寄せた。

