(屏東中央社)南部・屏東県で2日、欧州へ輸出されるマンゴー、ライチ、ドラゴンフルーツの出発式が行われた。2019年に欧州連合(EU)側の検疫が厳格化されて以降、これらの台湾産果物が欧州に輸出されるのは初めて。農業部(農業省)や生産者などの長年の努力が実を結んだ。
同部が主催した式典には陳駿季(ちんしゅんき)農業部長(農業相)と周春米(しゅうしゅんまい)屏東県長が立ち会った。計6トンが欧州に向けて出発した。
陳氏は取材に対し、これまで欧州への果物の輸出は少なかったが、今回は体系的な輸出だとし、台湾と欧州の間に果物市場の架け橋が築かれたことを意味すると言及。輸出ルートの確立だけでなく、生産者による生産管理徹底への協力も重要だったとの考えを示した。
周氏は、今回の輸出は地理的条件や検疫上の障壁を克服して実現したもので、容易ではなかったと話した。その上で、屏東県が欧州輸出の先陣を切れたことについて生産者に謝意を示し、今後も品質向上に取り組んでいくとした。
農業部は報道資料を通じ、同部の長年にわたる資料の整備と協議を経て、EUは昨年6月に台湾産マンゴーとグアバの、今年2月に台湾産ライチとドラゴンフルーツの輸入を認めたと説明した。
今回の輸出品は、フランス・パリ郊外にある世界最大級の食品卸売市場「ランジス市場」で販売される。
