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台湾の伝統「バントー」料理を日本に 東京でイベント ロブスターサンドに参加者舌鼓

2026/09/01 13:48
かつては台湾の披露宴や「辦桌」(バントー)でよく出されていた料理「ロブスターサンドイッチ」=8月29日、東京(台湾国際美食創新交流協会日本分会提供)
かつては台湾の披露宴や「辦桌」(バントー)でよく出されていた料理「ロブスターサンドイッチ」=8月29日、東京(台湾国際美食創新交流協会日本分会提供)

(東京中央社)台湾の食文化を通じた国際交流の推進などに取り組む「台湾国際美食創新交流協会」日本分会は8月29日、台湾の伝統的な屋外宴会「辦桌」(バントー)料理を振る舞う交流イベントを東京で開いた。華僑関連業務を担当する僑務委員会が進める台湾美食文化の巡回イベントの一環として催され、参加者はロブスターの身を使った「ロブスターサンドイッチ」などに舌鼓を打った。

日本分会の会長を務める銭妙玲さんは、日本人は台湾グルメになじみがあるものの、ショーロンポー(小籠包)やルーローハン(魯肉飯)、夜市グルメなどを思い浮かべる人が多いとした上で、今回のイベントでは日本であまり知られていない料理を紹介したと説明。台湾料理には結婚披露宴や地方での宴会にしか登場しない大皿料理もあるとし、高級な食材や豪華な料理を通じ、台湾のバントー文化で重視されるおもてなしの側面を伝えようと考えたという。

ロブスターサンドは、ロブスターの身に野菜や特製サラダソースを合わせて食パンで挟み、衣をつけて揚げたもの。外側のサクサクとした食感と同時に、ロブスターのうまみも楽しめ、かつては台湾の披露宴やバントーでよく出されていた料理の一つ。日本の台湾料理店ではあまり見られないため、多くの参加者からは初めて口にしたとの声が上がり、組み合わせに新鮮さを感じた参加者もいた。

ロブスターサンド以外に、タケノコサラダやハタの蒸し料理、鶏肉スープ、豚バラ肉の煮込みなどもテーブルに並んだ。本場の味に近づけるため食材の多くは台湾から取り寄せたもので、日本では手に入りにくい台湾ならではの食材も使用された。

料理長を務めた江信毅さんは、日本の人々に味わってもらうだけでなく、宴会料理のさまざまな食材から台湾の山や海、地方の文化についても知ってもらいたいと語った。また、バントーは台湾人の代表的なもてなしの方法でもあるとし、宴会料理を通じて台湾人の温かいホスピタリティーの心も感じてもらえればと語った。

(戴雅真/編集:楊千慧)

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