(台北中央社)中華民国(台湾)と外交関係を持つ太平洋の島国パラオで太平洋諸島フォーラム(PIF)の関連イベントに出席した林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は2日、フェイスブックを通じ、パラオに無人機(ドローン)を寄贈したことを明らかにした。人材育成や技術応用、産業協力などをさらに深化させ、科学技術で太平洋国家の発展ニーズに応えるとの意欲を示した。
林部長は先月27日から今月3日までの日程でパラオを訪問。1日にはPIF関連イベントでパラオやマーシャル諸島、ツバル、グアムなどの友人らと交流したとし、友好国に無人機を寄贈したと明らかにした。
また、この数日間には台湾の青年大使がパラオで無人機の展示や実演を行い、多くの来賓に強い印象を残したとした。
さらに、中部・台中の菓子業者団体の推薦を受けた地元のタロイモ菓子も贈ったと説明。タロイモは台湾と太平洋諸国でよく知られた重要作物だとした上で、今後は台湾の菓子職人をパラオに招いて交流し、現地のタロイモを使った特色ある土産物の開発を支援することで、農産品の付加価値を高めたいと語った。
林部長によると、パラオのウィップス大統領はイベントのあいさつで、友情は信頼の上に築かれるとした上で、パラオが台湾と肩を並べて歩み続けるのは、台湾が終始パラオと共にあるからだと良好な関係を紹介。台湾パラオ間の友情が世代から世代へと受け継がれ、太平洋全体に広がっていくことに期待を寄せた。
その上で、パラオは台湾との友情に感謝しているとし、台湾がパラオを信頼していることや、パラオと共に歩みを進めていることにも感謝を示したという。