(屏東中央社)南部・屏東県潮州鎮と茨城県大子町は人形を通じた交流を行っている。台湾原住民(先住民)族パイワン族の衣装を着せた伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)の人形がすでに大子町で展示されている他、9月には大子町の雛人形が潮州鎮で公開される予定。文化を通じ、双方の友好関係を深める。
ポテヒの人形は、潮州の劇団「阿猴掌中班」が所有するもので、5体を大子町に貸し出した。このうち2体が、原住民の職人に依頼して制作したパイワン族の衣装を着用しており、多様なエスニックグループが居住する屏東の特色を表現している。残る3体は「天地人三才」と呼ばれるもので、それぞれ人、神、鬼を表している。
13日に中央社の取材に応じた阿猴掌中班の黄憲正団長は、潮州は伝統戯曲が発展した重要な地域だとし、この機会を通じて日本の人々に屏東の特色ある文化を知ってほしいと話した。
黄団長は「天地人三才」の3体には日本の神像の要素を取り入れたと紹介。台湾のポテヒが発展する中で日本統治時代の影響を色濃く受けたことを表現したと説明した。
来年、さらなる交流ができれば、ポテヒが旧来の上演形式からテレビ放送されるまでの表現方法の変遷を動態で紹介したいと意欲を示した。また、第2次世界大戦下の物語を上演し、芸術を通じて歴史を共に反省できればと語った。
大子町の雛人形はすでに潮州に到着しており、9月から潮州日式歴史建築文化園区で展示される。