台湾初の国産潜水艦試作艦「海鯤」は23日午前、16回目の潜航試験を行った。軍事専門家の紀東昀さんは、10月に海軍へ引き渡される可能性が高まったとの見方を示している。
海鯤の出港時には多くの軍事ファンが南部・高雄港で国旗を振り、「海鯤がんばれ」などとエールを送った。ファンの一人は、今週はすでに2回海上試験を行っているとし、試験の進捗状況は悪くないと語った。
紀さんは報道陣の取材に対し、海鯤は同日、22回目の海上試験、16回目の潜航試験を実施したと説明。台湾国際造船と海軍が安全第一を前提にさまざまな試験を行っていると語った。
また今週初めての試験では潜水艦隊である海軍256戦隊の林志豪少将が自ら乗船して指揮を執ったことが確認されたとし、将兵間の連携や航行の状態が回を重ねるごとに円滑になっていると語った。
海鯤は2020年11月に建造を開始。全長約70メートル。当初は2025年の引き渡しを目指していたが、遅れている。
