(台北中央社)最大野党・国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)は31日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所を訪れ、片山和之代表(大使に相当)に対し、28日に発生した熊本地震についてお見舞いのメッセージを伝え、支援表明の書簡を手渡した。今後、台湾と日本の間で防災や災害救助分野での協力を強化したいとの考えを示した。
鄭主席は、国民党を代表してお見舞い申し上げるとともに、熊本の人々が早期に故郷を復興し、地震がもたらした苦しみを乗り越えられることを願っていると語った。
また台湾も度々大きな地震に見舞われるとして、今後、台湾と日本が防災や災害救助の面で、交流や協力をさらに強化できることを望むと述べた。
片山代表は、日本と国民党は長年にわたり友好的な関係を築いてきたと強調。また鄭主席が個人名義で義援金を寄付したことを明かし、被災地や被災者への思いやりと激励に感動したと語った。
また、日本と台湾は過去にも、災害や新型コロナウイルス禍など、困難な時に、互いに助け合ってきたと良好な関係を紹介。地震発生後も多くの台湾の人々や政府から支援の申し出や温かい励ましを受け取っているとし、日本台湾交流協会と熊本地震の被災者を代表し、鄭主席をはじめとする国民党の関係者に感謝の意を表するとともに、善意を日本国内、特に熊本の被災者に伝えるとした。
交流協会によると、鄭主席は100万台湾元(約500万円)を寄付した。
(齊藤啓介)

