(台北中央社)国軍の大規模軍事演習「漢光42号」の実動演習が8月5日から10日間の日程で行われる。今回は人力動員演習「同心36号」を組み合わせ、2個旅団で全旅団動員を実施し、指定時間内での動員完了や戦力回復などの能力を確認する。部隊が担当区域での任務や支援作戦を遂行できることを確保する狙いがある。国防部(国防省)が28日、定例記者会見で説明した。
今回の実動演習は、4月の漢光42号図上演習や6月の即時戦闘準備演習、今月中旬の統合防衛演習を引き継ぐ形で実施。一連の事態推移を想定した訓練モデルを採用し、実戦環境下での部隊の対応能力を磨く。部隊は戦闘準備配置や戦力防護・保存、反上陸統合作戦、縦深防御、持久作戦の一連のフェーズで任務を遂行する。
訓練は「マルチドメイン拒否、強靭(きょうじん)性防衛」作戦能力の向上に焦点を当て、全旅団動員・戦力回復効率、全社会防衛強靭性、突発的状況への対応・指揮対応など9項目を要点とする。
全社会防衛強靭性に関し、社会全体を対象とした都市強靭性(防空)演習が8月7日と10~13日にかけて、南部、中部、離島、東部、北部の順で各地域ごとに実施される。演習は各地域で30分間行われ、サイレンを鳴らす他、交通規制も敷かれる。中部や北部では災害救援訓練として、モバイル通信が制限される。