病気にかかっていたところを保護された子猫が回復の過程で、左右の目の色が異なる虹彩異色症(通称オッドアイ)になった。かわいさに目を奪われた一般市民の女性が、同時に保護された姉妹とみられる子猫と共に引き取った。北部・新北市政府動物保護防疫処が3日、紹介した。
同処によれば、子猫は猫伝染性腸炎とも呼ばれる「猫汎白血球減少症」と風邪を併発している状態で保護された。近くにいた、姉妹とみられる別の子猫も下痢がひどい状態だったため一緒に保護され、共に医療チームの手当てを受けて回復した。
同処は虹彩異色症について、自然現象であり健康には影響しないと説明。一方で、成長してから目の色に変化が現れた場合は、ケガや炎症などの可能性もあるため、獣医にかかるよう呼びかけた。