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王貞治さんに文化勲章 日本の駐台代表が祝福メッセージ/台湾

2025/10/18 17:32
台北ドームの始球式に登場する王貞治氏=2023年
台北ドームの始球式に登場する王貞治氏=2023年

(台北中央社)日本政府は17日、2025年度の文化勲章を、元プロ野球選手で、ソフトバンク球団会長の王貞治氏に贈ることを決めた。これを受けて日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は18日、フェイスブックを更新し、「これまでの王さんのご功績を改めてたたえるとともに、今回の受章について心よりお慶び申し上げます」とする片山和之台北事務所代表(大使に相当)の祝福メッセージを掲載した。

片山代表は投稿で、「選手時代には、同氏の打撃の象徴とも言える『一本足打法』により、『本塁打王』15回、『打点王』13回、『首位打者』5回、『三冠王』2回など、数々のタイトルを獲得する大活躍をされました」と王氏の功績を紹介。

1977年には世界最多記録となる本塁打756号(通算868本)を達成し、日本の国民栄誉賞の1人目の受賞者となったことなどに触れ、「私の少年時代の最大の憧れのヒーローでした」とつづった。

また「引退後も野球を通じた国際親善や青少年の育成にも尽力するなど、世界的な野球人気及び世界のスポーツ振興に大きな貢献をされました」と強調。

「台湾でも野球は人気の高いスポーツですが、王さんの活躍に心躍らせた方、影響を受けた方が数多くいることと思います」とし、2023年に完成した台北ドームの記念始球式に登板したことを振り返った上で、文化勲章の受章を祝った。

(呉書緯/編集:齊藤啓介)

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