台湾鉄路(台鉄)平渓線は、豪雨の影響により一部区間で路盤が流出し、運休が続いている。陳世凱(ちんせいがい)交通部長(交通相)は27日、現場を視察し、来年の春節(2月17日)前までの復旧を指示した。
平渓線は21日、豪雨のため計画運休した。22日に職員が線路の状態を確認したところ、一部区間で約100メートルにわたって路盤が流出していることなどが分かった。
陳部長は、平渓線は通勤や観光で重要な路線だとし、復旧工事では地元のニーズに応える必要があると言及。工事が認められた場合は、地方政府と施工方法について自主的に協議するよう台鉄に求めた。

