(新北中央社)台湾鉄路(台鉄)は22日、島根県の一畑電車と友好協定締結6周年を記念したコラボレーショントレインの運行を開始した。台日双方のキャラクターや沿線の名所などがラッピングされている。
ラッピングが施されたのはDR1000型気動車。北部・新北市の樹林駅で開かれた記念式典で車両が報道陣などに公開された。同市内などを走る平渓線や深澳支線で、来年10月21日まで運行される予定だ。今月7日からは一畑電車も台鉄とのコラボ車両の運行を始めている。
台鉄によると、車体には台鉄のキャラクター「てる」と「はなちゃん」、一畑電車のキャラクター「ばたでんくん」、島根県観光キャラクター「しまねっこ」の姿などが描かれているという。
一方、平渓線は大雨の影響で23日は全線で運休となった。24~26日も十分―菁桐間で運休することが決まっている。また一部区間で線路下の路盤が流出したため、27日~11月30日は月曜から金曜まで全線で運休し、土曜と日曜には瑞芳―十分間で折り返し運転を行う予定だ。