(台北中央社)与党・民進党青年局の幹部らは26日、日本訪問に向けて出発した。今年4月に発足した同局にとって、初の海外訪問となる。日本の主要な政党との交流などを行う。
民進党によれば、訪日団は局長の陳冠廷(ちんかんてい)立法委員(国会議員)が率い、執行副局長の黄捷(こうしょう)立法委員、副局長の張雅琳(ちょうがりん)立法委員らが参加する。日程は4日間。
民進党は、自民党、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、参政党を訪問し、各党の幹部や青年局の国会議員と意見交換を行うと説明。経済安全保障や地域の安全保障、科学技術協力、若者の育成といったテーマで深い交流を行う予定だとした上で、共有する民主主義の価値観を基盤として、政党レベルでのやり取りや協力を強化させたいと期待を寄せた。
陳氏は訪日について、同局の初の海外訪問であることに触れ、台日の政党間交流が新たなステージに進むことを象徴していると言及。政党間交流は政府間や国会間の外交ルートを補完し、より全面的なつながりを構築できると話した。
訪日は8月に予定していたが、南部での台風被害を受けて延期した。