(東京中央社)愛知・名古屋アジア大会に出場する台湾代表の練習拠点で、施設の外に掲げられた横断幕の「国家」の文字をインクで消そうとした跡が見つかった。NHKや中日新聞が17日までに報じた。日本の警察が器物損壊容疑などで捜査を進めている。運動部(スポーツ省)は17日、「このような行為は必要なく、スポーツの精神に合致しない」との声明を出した。
中日新聞の報道によれば、横断幕への落書きが見つかったのは、台湾選手団が練習拠点として利用している名古屋市中区の旧御園小。横断幕には「国家運動訓練中心」と書かれており、「国家」の文字をインクで消そうとした跡があった。名古屋市教育委員会は14日午後に通報を受けた。選手団側は落書き発見後にインクを消し、別の横断幕に取り換えた。
運動部は17日、声明を出し、練習拠点は選手が安心して試合に出場できるよう支援する場所だと説明した上で、日本の警察の迅速な対応に感謝するとともに、台湾代表の選手とスタッフの安全にできる限り注意を払うよう警察に要請した。また、練習拠点の横断幕に落書きをし、対立を生み出すといった行為は必要なく、スポーツの精神に合致しないとし、互いの尊重を呼びかけた。
アジア大会は19日に開会式が行われ、10月4日まで開かれる。

