昨年9月、せき止め湖の水があふれて起きた洪水被害に見舞われた東部・花蓮県光復郷で、復興に向けた取り組みを紹介する特別展が18日から23日まで開催される。主催する非政府組織(NGO)のワールド・ビジョン・台湾は、大地と命の物語を聞きにきてほしいと呼びかけている。
2008年に設立された邦査農場では被災前、台湾在来種のリクトウやイヌコウジュを栽培していたが、復旧には3年かかるとみられた。このため、ワールド・ビジョン・台湾は同農場と協力し、地域に暮らす女性を対象に養鶏や有機野菜の栽培方法を指導するプロジェクトを展開。ここで飼育された鶏はすでに出荷基準を満たすようになった他、イヌコウジュの栽培再開も実現したという。
ワールド・ビジョン・台湾は光復郷の拠点で開催する展示を通じ、独自の作物や生態系の資源があれば、専門的技術を発展させることで、そこに秘められた生命力を見いだすことができると強調。それが地域の主体となって産業発展の芽になり得ることを伝えるとしている。