(台北中央社)東部・台東県出身で日本プロ野球2軍戦に参加するオイシックスの陽岱鋼(39)が27日、今季限りの引退を表明した。陽のいとこで台湾プロ野球・富邦ガーディアンズの張奕(32)は28日、取材に応じ、陽を追って日本に渡ったと話した。
2人は野球選手を多く輩出する一族「台東陽家」の出身。いずれも福岡第一高に野球留学し、陽は高校卒業後に日本ハムに、張は日本経済大卒業後にオリックスに、ドラフトを経てそれぞれ入団した。
張は陽の引退表明について「驚いた」としつつ、本人の決断を尊重するとコメント。今後も野球界に貢献してくれることに期待していると述べた。
また、自身が日本に渡ったのは甲子園大会の熱狂的な雰囲気に魅了されたのに加え、陽がすでに日本でプレーしていたことも理由だとし、陽が「尊敬の対象であり、追い求める目標でもあった」と語った。
陽が巨人退団後、活躍の場を求めて米独立リーグやオーストラリアのウインターリーグを渡り歩き、最後は日本に戻ったことについては「これが陽岱鋼のスタイルだ」とし、どこにいようと自身の計画や方向性を持っていると言及。台湾に帰ってプレーすることはなかったが、それも自分の思いに従って野球人生を全うした結果だろうと話した。