リリーフ転向の張奕、3試合連続「自責0」 台湾プロ野球

（台北中央社）台湾プロ野球、富邦ガーディアンズの張奕が先発からリリーフに転向後、3試合連続で自責0を記録した。

台湾プロ2年目の今季は先発の一角として期待されたが、5月下旬まで登板した7試合（全て先発）の成績は1勝6敗、防御率7.60と芳しくなかった。汗をかきやすい体質で長いイニングを投げられないこともあり、ファーム調整を経て今月3日にリリーフとして1軍に復帰した。

これまでは8日の中信ブラザーズ戦（中継ぎで）と、12、13日の味全ドラゴンズ戦（いずれも抑えで）に登板。12日は1回無安打無失点2奪三振で救援勝利を挙げたのに対し、同じく1回を投げた13日は3安打を浴び、自身の悪送球も絡んでリリーフ転向後初失点・初黒星を喫した。

日本球界でプレー経験もある31歳右腕。13日の試合前にメディアの取材に応じ、「機会があれば先発に再転向したい」としつつも、「（守護神になる）チャンスをしっかりとものにする」と意気込んだ。