(新北中央社)日本ハムの孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)が27日、福岡のみずほペイペイドームで行われたソフトバンク戦でプロ初セーブを挙げた。22日に支配下登録され、1軍3試合目での快挙達成となった「台湾の至宝」は、ヒーローインタビューでは流ちょうな日本語も披露した。
5-2で迎えた九回に登板。山川穂高を三ゴロ、秋広優人を三振、嶺井博希を三ゴロに仕留め、三者凡退に抑えた。10球を投げ最速151キロをマーク。1軍デビュー以来の3試合連続無失点も記録した。
試合後のヒーローインタビューでは、ほぼ全ての質問に日本語で回答。3点リードでの登板はどのような気持ちだったか問われると「緊張しないです」と力強く答えた。最後にはファンに向けて「これからもっと頑張ります。応援ありがとうございます。今日からもよろしくお願いします」と語った。
入団直後の2023年秋の時点では、日本人チームメートとは簡単な単語でコミュニケーションが取れる程度だと話していた孫。日本語上達の秘訣について新庄剛志監督は自身のインスタグラムで、日本語教師をつけて週3~4回、厳しいトレーニングの後に懸命に勉強していると明かした。