(台北中央社)生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2025台北市・新北市」の開会式が17日夜、台北市の台北ドームで開かれた。木の苗を聖火に見立てて行われたセレモニーでは、米半導体大手、エヌビディアのジェンスン・フアン(黄仁勲)最高経営責任者(CEO)や、パリ五輪のボクシング女子57キロ級金メダリスト、林郁婷選手ら5人が“点火”を行った。
開会式に参加する選手らは、午後5時50分に台北市政府前を出発。台北ドームまでの道のりを行進した。
開会式では蕭美琴(しょうびきん)副総統や蔣万安(しょうばんあん)台北市長、侯友宜(こうゆうぎ)新北市長があいさつ。アーティストやプロのアスリートらによるパフォーマンスも行われた。
大会は30日まで。主催者によれば約2万5千人が出場を申し込んだ。
▽27年関西大会の代表団、蒋市長と面会 京都府知事ら
次回大会は2027年に「WMG2027関西」として開かれる。蔣台北市長は17日、開会式に先立ち、西脇隆俊京都府知事や斎藤元彦兵庫県知事、平井伸治鳥取県知事ら、関西大会の代表団と面会した。