米大リーグのヤンキースが米東部時間9月10日、本拠地でのタイガース戦で台湾の文化や伝統を紹介する「タイワニーズ・ヘリテージ・ナイト」を行うことが分かった。イベントを共催する台湾のスポーツマネジメント会社「Rof Sports」が12日までに発表した。
Rof Sportsによると、ヤンキースによるタイワニーズ・ヘリテージ・ナイト実施は本拠地をボルティモアからニューヨークに移した1903年(当時はハイランダーズ)以来初めて。同社は昨年から球団側と調整を進め、現地の台湾商工会議所の協力もあって開催にこぎ着けたという。イベント当日は特別仕様のジャージやキャップが数量限定で配布される。
台湾人投手最多のメジャー通算68勝を誇る王建民が2005~09年、ヤンキースでプレー。06年から2年連続で19勝を挙げるなど先発の一角として活躍した。