(新北中央社)生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2025台北市・新北市」が30日、閉幕した。大会の実行委員会によると、世界107カ国・地域から、2万5千人以上の選手が参加したという。次回大会は2027年5月に日本の関西地方を中心とする13府県政令市で開催される。
北部・新北市で行われた閉会式には、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)のセルゲイ・ブブカ会長や侯友宜(こうゆうぎ)新北市長、蒋万安(しょうばんあん)台北市長、WMG2027関西組織委員会の松本正義会長らが出席した他、選手約100人がオープニングショーに登場した。
侯市長は、国境や年齢の壁がないスポーツの精神を示してくれたと選手らをたたえた。蒋市長は、国内外の選手の活躍を挙げ、WMGの素晴らしさを感じられたと語った。
松本会長は、「今大会の熱気を関西大会にしっかりとつないでいきたい」と述べた他、自身も100メートル走に出場することを明かし、「皆さんと一緒に走りたい」と参加を呼びかけた。
式典ではきらびやかなメークと衣装をまとうドラァグクイーンとして活躍し、昨年米国のコンテスト番組に出演して優勝したニンフィア・ウインドさんや人気男性グループのEnergy(エナジー)らがパフォーマンスを披露。約4分半の花火ショーも実施され、華やかに大会を締めくくった。