(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)台北駅の商業エリアの運営事業者が25日、これまでのブリーズ(微風広場実業)から百貨店大手の新光三越に引き継がれた。台鉄の関係者は、サービスの向上に期待を寄せている。また、多くのテナントは営業を続けているとする一方、一部は設備の老朽化により、安全点検に合格しなかったとして、設備の改善後に改めて営業を再開する予定だと明らかにした。
対象となった商業エリアは、台北駅の地下1階から地上2階部分で、延べ床面積は3000坪余り。ブリーズは約19年にわたり運営を担っていたが、24日に契約が満了し、入札の結果、新光三越が新たな運営会社に決まった。
新光三越の欧陽慧営業本部長兼新域開発総経理は、24日午後3時の営業終了後、同社と台鉄が300人以上を投入して商業エリア全体の点検を実施したと説明。引き継ぎ作業を終え、25日から正式に運営を開始したと語った。
台鉄資産開発処の劉睿紘処長は、新光三越の豊富な百貨店運営の経験を生かし、サービスをさらに向上させたいと期待を示した。
また台北駅は台湾の玄関口であり、海外からの旅行者が訪れる際の重要な拠点だとした上で、台湾の良好なイメージを発信したいと強調。今後設置予定の大型LEDモニターで台湾の観光PR映像を放映し、海外からの旅行者に台湾の美しさを紹介したいと語った。