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台湾、中国漁船を拿捕 台湾海峡の離島周辺で越境操業か

2026/06/20 13:06
越境操業の中国漁船を追跡する海巡署の巡視艇=6月18日、花嶼沖(澎湖海巡隊提供)
越境操業の中国漁船を追跡する海巡署の巡視艇=6月18日、花嶼沖(澎湖海巡隊提供)

(澎湖中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)金馬澎分署は19日、澎湖海巡隊が18日夜、台湾海峡の離島、澎湖県花嶼西方の海域で、越境操業していた船名のない中国漁船を拿捕(だほ)したと発表した。

同分署によれば、澎湖海巡隊の巡視艇が18日午後7時23分ごろ、花嶼西方約23.7カイリ(約44キロ)の海域で越境操業していた船名のない中国漁船を発見。サイレンやアナウンスで5回警告したが、この漁船が蛇行しながら加速して逃走し、停船検査を拒否したため、小型艇を投入して追跡し、同午後8時15分ごろ、強制的な立ち入り検査を実施した。

漁船には6人の乗組員がおり、澎湖県馬公港に連行して取り調べを行った。船内にあった約750キロの漁獲物は規定に基づき海洋投棄したという。

同分署は、中国は現在禁漁期で、澎湖周辺海域では中国漁船や船名のない高速艇による越境操業が相次いでおり、台湾の漁業資源が略奪されるだけでなく、台湾の漁業関係者との漁業紛争が繰り返し発生していると指摘。海域の主権と漁業関係者の操業安全を守るため、パトロールや監視を強化しているとした。

また拿捕後には、中国の海警船が澎湖西方の海域でパトロールを装った行動を取ったため、海巡署は巡視船を派遣して全行動を監視し、台湾海域の主権と漁業関係者の権益を守ったとした。

(編集:齊藤啓介)

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